コンベア上の透明なプラスチック容器のカウント
用途:プラスチック容器のカウント
課題:透明で起伏がある容器
解決法:バナーエンジニアリング製QS30ELVC 回帰反射型センサ
メリット:QS30ELVCはわずか8%の反射光で透明体を検出
プラスチック容器が透明で起伏がある場合、光の減衰の仕方が異なるために正確に検出することが難しくなります。そのためコンベア上に運ばれてくる容器をカウントするには、透明な対象物をすばやく正確に検知できる動的なセンサが必要になります。
説明
QS30ELVC回帰反射型センサはこのような透明体の検出に最適なソリューションです。このセンサでは透明体検出のしきい値が8%で、透過する光の少なくとも8%まで減衰されると透明な対象物を検出できます。このセンサの最小検出距離は100 mmで、小型のコンベアやスペースが限られている場所に便利です。最大検出距離は2 mです。
バナー製QS30ELVCの設定およびセットアップはティーチモードで簡単にすばやく行えます。このモードを利用すると、透明条件で反射されて戻ってくる光の量をボタンを1回押すだけでティーチできます。また、このセンサにはセンサ/反射板の埃や汚れを補正する自動補正アルゴリズムがあり、安定した信頼性の高い検出によってダウンタイムを短縮します。QS30ELVCは周囲温度の変化も補正します。
応答速度が500マイクロ秒のQS30ELVCは、高速カウント用途で透明な容器を正確に検出することができ、ユーザーのニーズに合わせて正方形または小型長方形の形状の反射板を選択できます。