IO-Linkセンサと照明
近年、産業オートメーション分野では、IO-Linkシステムがその拡大を見せてきました。IO-Linkは、オープン規格のシリアル通信プロトコルで、マスタを介して接続されるIO-Link対応センサからのデータを双方向に交換することができます。
IO-Linkシステムの利用には、標準化された配線、リモート構成、単純な装置交換、高度な診断機能、および改善されたデータ可用性といった多くのメリットがあります。IO-Linkシステムはオープン規格であるため、ほとんどのフィールドバスやオートメーションシステムに装置を統合することができます。
配線の単純化
IO-Linkセンサには、特別または複雑な配線が不要で、むしろ、コスト効率の良い標準3コアケーブルを使って接続できます。また、アナログセンサを使用する必要がないため、さまざまなセンサのインターフェイスを減らすことができ、在庫費を節約することができます。
リモート監視
IO-Linkマスタは多様なネットワーク、フィールドバス、またはバックプレーンバスを使ってデータを送信するため、PLCやHMIなどのコントローラを介して即時対応や長期的な分析作業にデータを使用することができます。このため、ユーザーは装置に関するより多くの情報を得ることができ、機械のパフォーマンスをリモート監視することができます。
コストの削減と効率性の向上
IO-Linkの技術により、コスト削減、プロセス効率性の向上、および機械の可用性の改善を実現することができます。こういったメリットは、頻繁に交換が行われる用途や長期的および予期しない機械のダウンタイムに多大な影響を受ける用途に特に大きい効果があります。
画像:IO-Linkの概要
バナーは、さまざまなIO-Link対応の製品を提供しています。
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Q4Xシリーズ 高耐性多目的光電センサ
Q4Xシリーズ 高耐性多目的光電センサ
この光電センサは多数の困難な用途を解決でき、FDA食品等級のステンレス鋼ケース格納により、耐性の高いIP69K等級を提供します。
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DF-G1シリーズ 汎用光ファイバ増幅器
DF-G1シリーズ 汎用光ファイバ増幅器
汎用およびエラー防止に最適なIO-Link機能を搭載したファイバ増幅器。単純な操作でセットアップと構成を行えます。NPNまたはPNP出力です。
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DF-G2シリーズ 高速光ファイバ増幅器
DF-G2シリーズ 高速光ファイバ増幅器
部品カウントまたはレジマーク検出などの用途向けに高速 (10 μs) を実現するIO-Link機能を搭載したファイバ増幅器です。NPNまたはPNP出力。
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DF-G3シリーズ 長距離光ファイバ増幅器
DF-G3シリーズ 長距離光ファイバ増幅器
最大6 mの検出、正確な位置検出、および水検出向けにIO-Link機能を搭載したファイバ増幅器です。アナログ、ディスクリート、デュアルディスクリート出力。
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LTFシリーズ 長距離飛行時間型レーザーセンサ
LTFシリーズ 長距離飛行時間型レーザーセンサ
高性能LTFシリーズ センサーは、色や材質や光沢に関わらず、垂直でも斜めからでも最大24 mの距離からターゲットを検出します。
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LEシリーズ 1 m範囲のレーザー変位センサ
LEシリーズ 1 m範囲のレーザー変位センサ
100~1000 mmをすぐに測定できるLEの測定精度は、品質管理における制御、分類、および検査のタスクに最適です。
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EZ-ARRAYシリーズ 測定ライトカーテン
EZ-ARRAYシリーズ 測定ライトカーテン
EZ-ARRAYライトスクリーンは、簡単な設置で、高速で精密なプロセス監視・検査、形状認識、およびウェブガイド用途における性能を発揮します。
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TL50 Coreシリーズ 50mm LEDタワーライト表示灯
TL50 Coreシリーズ 50mm LEDタワーライト表示灯
LEDタワーライト表示灯は視認性が高く、設置が簡単で組み立ては不要。7色までの表示が可能。IO-Linkに対応。
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K50 Proシリーズ プログラム設定可能な多色インジケータ (IO-Link)
K50 Proシリーズ プログラム設定可能な多色インジケータ (IO-Link)
50 mmのドームに収納されたこの明るく目立つ汎用表示灯はIO-Link通信プロトコルに対応しており、ほぼ無制限の状態表示のカスタマイズが可能になります。