洗浄環境での透明ボトルの検出
用途:透明ボトルを監視してラインプレッシャーを調整
課題:透明体の検出と高速環境
解決法:Q4X透明対象物検出センサ
メリット:反射板を使わずに早い応答速度で透明体を検出
アキューム中にコンベア上のボトルどうしが接触した状態で搬送されるとき、コンベアにかかる力がボトルの数によって倍増し、ラインプレッシャーが発生します。ラインプレッシャーにエネルギーが蓄積されると製品が損傷したり損失して、余分な費用やダウンタイムが生じることがあります。そのため、飲料品充填ラインでラインプレッシャーを調整することは不可欠です。そのため、通過する透明体や反射体を検出し、それらが滞留されてきたら制御するための信号を送信するセンサが必要になります。ボトルの流れが再びスムーズになるまで容器の送り込みを遅延させるため、この信号は上流工程で使用されます。
説明
バナーエンジニアリングの新型Q4X透明体検出レーザーセンサは、反射板を使わずに透明な対象物を検出できます。対象物は安定した背景にティーチされます。この距離と明暗度の2つに基づいて対象物の有無を判断し、ボトルや缶などの検出が難しい対象物を高い信頼性で検出します。洗浄エリアで反射板を排除することで、不具合の原因も排除されます。また、このセンサにはオン/オフディレイ機能があり、通過するボトルは無視し、ボトルの流れが停滞していたり滞留が始まると信号を送信するように利用できます。
Q4X CODレーザーセンサはさまざまな透明体を高い信頼性で検出し、IP69K等級に対応した密閉ステンレス鋼ハウジングに収納されているため、飲料品産業での使用に適しています。