• 戻る

  • ロータリーキルンの温度監視

    ロータリーキルンの温度監視の画像

    課題

    キルンや窯の温度監視は難しいタスクではありません。ただし、それが回転式のキルンであると話は別です。

    通常、ロータリーキルンやロータリーテーブルなどの回転式の設備で計測を行うためには 、複雑で高額なケーブル配線システムが必要になります。しかし、十分な対策を講じて 専門の設備を使っても ケーブルのもつれや破損がなくなることはなく、回転式または可動式の設備の監視は ワイヤレスセンサネットワークが最も重宝する 用途であると言えます。

    解決法

    SureCrossワイヤレスセンサネットワークでは、ロータリーキルンなどの回転式または可動式の機械からのデータ取得に関連する煩わしさがすべて排除されます。熱電対またはRTDによって取得された温度データは、FlexPowerノードからプラントのコントロールセンターにあるリモートゲートウェイに送信されます。

    データは常に同じ場所に集められて処理や解析が行われるようになっており、手動によるデータ収集作業や作業員への物理的な危険性はなくなります。温度データのロギングおよび解析が可能であるほか、キルンが予期せず停止したことを示す温度が測定されたときや過度に温度が上昇したときにアラームが発せられるように設定することもできます。

    バナー製DX99装置はクラス1、2および3、ディビジョン1、ゾーン0の環境に対応しており、本質的に安全な運用が求められる危険な場所でのデータ収集を可能にします。

    この記事で取り上げられた製品

    Performanceシリーズのゲートウェイとノード
    Performanceシリーズのゲートウェイとノード

    大規模なエリアでI/Oを伝送するポイントツーマルチポイント (一対多) ネットワークを作成します。入出力のタイプにはディスクリート (ドライ接点、PNP/NPN)、アナログ (0~10 V DC、0~20 mA)、温度 (熱電対およびRTD)、およびパルスカウンタがあります。

    もっと読む
    マイライブラリに追加
    追加しました