デュアルオペレータのロボットワークステーション
用途:大型ロボットの安全防護
課題:多くのケーブルやハードウェアで雑然とした状態になりやすい広いスペース
解決法:EZ-SCREEN LSセーフティライトカーテン
メリット:自動カスケード機能によってアセンブリに必要な付属品の数が減少
多くの場合、製造メーカーでは製造工程のスピードを上げるために、溶接、接着剤の定量吐出、包装などを含む手順にロボットを使用しています。そして、製品の供給および取り出しに伴うダウンタイムを短縮するために、2箇所のオペレータステーションがあるロボットワークセルを設けることもよくあります。通常、このようなワークセルの適切なセットアップには、多くのケーブルやハードウェアが使用されます。そのため、ワークスペースを雑然とした状態にすることなく2箇所の危険エリアを防護できる、高度な安全防護システムが必要です。
説明
バナーエンジニアリングのEZ-SCREEN LSは、自動カスケード機能によって危険に対して複数のアクセスポイントを防護する際の問題に対処できます。この高度な機能により、最大で4セットのライトスクリーンを、サイズや解像度に関係なく直列接続することができます。そのために必要なものは、制御キャビネットと接続するための1本のケーブルと、シングル/デュアルチャンネルのセーフティインターフェイスひとつのみで、パネルスペースを節約できます。EZ-SCREEN LSにはDIPスイッチの設定や外部プログラミング装置は不要で、自動カスケード機能によって据え付けがすぐに済むため、セットアップにかかる時間と労力を節約できます。
また、EZ-SCREEN LSカスケードライトスクリーンはそれぞれ直列接続のどの位置にでも配置できるため、特定の位置に特定の型番を並べる必要はありません。さらにライトスクリーンはスタンドアロンシステムとして使用することもでき、その場合、システムを維持するために必要な予備部品の数が少なくなるため、在庫管理に伴う費用も減少します。その他のEZ-SCREEN LSの特徴としては、受光器の窓全長に渡る見やすいアライメントインジケータ、直感的な診断機能、極めて堅牢な設計、12メートルもの検知範囲、メンテナンスの手軽さ、使用時の低コストが挙げられます。