熱カシメ機の安全防護
用途:熱カシメ機の周囲全体の安全防護
課題:水平および垂直の両方の保護が必要
解決法:EZ-SCREENセーフティライトカーテン
メリット:複数のライトスクリーンをカスケード接続し、ひとつの安全システムとして利用する
作業員が怪我をする危険性を持つ設備がある場所は、適切な安全対策が必要になります。通常、ティア1ユーザーは設備基準の中で全般的な要件を規定し、機械メーカーは企業基準および規制基準に準拠するためにその要件に従わなければなりません。機械の形状は多岐に渡るため、作業員が部品を供給したり取り出すオープンな場所をセーフティライトスクリーンを使って防護するのが最も効果的です。そのような場所は、たいていの機械では複数あります。
たいていのライトスクリーン用途でそうであるように、この場合も水平と垂直のライトスクリーンによって作業員をしっかり保護するソリューションが必要になります。
説明
この例では、2人の作業員が取り付けおよび取り出し作業を行うため、熱カシメ機の両側にガードが必要になります。そこで、ステーション両側のそれぞれに2台のセーフティライトスクリーンを設置して作業員を保護します。1台は48"の角度の垂直なライトスクリーンとしてエリアガードを行い、もう1台は12"に傾斜したライトスクリーンで工具の取り付けおよび取り出しを行う作業箇所を防護します。この2つのライトスクリーンはワークセルのもう片側のライトスクリーンとカスケード接続してひとつの安全システムとして機能することで、すべてのライトスクリーンセグメント用の制御パネルでひとつの冗長リレーソリューションを提供します。
バナーのEZ-SCREENセーフティライトスクリーンシステムはコンパクトで堅牢なソリューションですので、どのような製造環境にも適しています。さらに、アライメント棒グラフ、アルファベットや数字によるシステム状態ディスプレイ、トリップ/ラッチ機能の選択、固定/フローティングブランキング、最大4つのセグメントを直列接続できるカスケードオプションなど充実した機能が装備されています。