薄くフレキシブルなエッジがある包装の前縁検出
用途:プラスチック製食品容器の前縁の検出
課題:トレイの位置がずれることがある
ソリューション:LXシリーズのパーツ検知アレイ
メリット:どの位置であっても通過する物体を検出できる変調光の膜を投光
冷凍食品の二次包装では、発送用の大きい箱に入れられるまでに多くの工程があります。冷凍食品が製造ライン上を運ばれていくとき、それぞれの食品が個別にバケットに入っていて、後で段ボール用マガジンに正しく挿入されるようになっていることが重要になります。そして、各食品を個別にバケットに入れるためには、プラスチック容器の薄い前縁をそれぞれの位置がずれていても検出できるようにする必要があります。このプロセスには、必ずしも同じ位置で運ばれてこない小さい対象物をすばやく検出していくことができるソリューションが必要です。
冷凍食品用プラスチックトレイのフラットエッジ検出
バナーエンジニアリングのLXシリーズは、冷凍食品用容器などのフラットな対象物の前縁を検出するための経済的なソリューションです。LXシリーズのパーツ検知用ライトスクリーンは、ビームを通過する物体をその位置に関係なく変調光の膜で検出します。
検知の時間的な遅れが出ないようにLXシリーズの応答時間は0.8~3.2 msと短く、食品を容器に詰め込むのに最適なスピードでコンベヤの動作を続けることができます。投光器と受光器には見やすいLED照明があり、データの監視や処理が簡単に行えます。
投光器や受光器には同期ケーブルが必要でないため、配線の設定も簡単で効率良く行えます。LXシリーズは双極設計によりNPNおよびPNPのソリッドステート出力に対応しており、頑丈な独立型ハウジングに収納されています。