シートメタルのロール径
課題
メタルスタンプ産業では、材料が切れるのを防ぐためにシートメタルのロール径を正確に測定することが重要です。反射性のある金属表面でロールの厚さを正確に測定できるセンサを見つけるのは容易ではありません。
解決法
バナーのLE550は、金属のような光沢があり反射性のある表面をはじめとする、検出が困難な対象物に対して高い繰り返し精度および精度を発揮します。このレーザーセンサには直感的に操作できるユーザーインターフェイスがあり、ロール径用途のセットアップや設定調整を、メタルロールを巻き出さずに簡単に行えます。
アナログ出力を使用して、巻き取り速度または巻き出し速度を制御できます。2ポイントティーチオプションを使ってロール径の外側を20 mAポイントとしてティーチし、芯の直径に4 mAポイントを手動設定するように簡単に調整できます。
ディスクリート出力もロール径用途に使用できます。それによってロールがほとんど空になっていることをオペレータに知らせることができます。セットアップはシングルスイッチポイントを使って簡単に行えます。この機能は、アナログ出力の手動調整と同じようにして、空のロール芯の直径の近くに限界値を設定するものです。