エンジンブロック位置の検出
課題
自動車産業では品質管理プロセスが特に重要で、製品を完全で不備がない状態でティア1メーカーに出荷することが大切です。なかでもエンジンの中核となるエンジンブロックの製造は非常に重要です。エンジンの各部品が適切に取り付けられるように、エンジンブロックは各ステーションへ搬送される前に正しく配置されていなければなりません。そのため、エンジンブロックが所定の位置にあることを確認するために、小さい特徴を検出できる信頼性の高いソリューションが必要とされます。
解決策
パーツ位置確認プロセスにはバナーのLE550レーザーセンサが最適です。長距離からのパーツ位置確認の用途において、信頼性が高く極めて高精度の性能を発揮します。デジタル出力によって厚さ3 mmの対象物を測定し、固定クリップがあること、エンジンブロックが適切な場所にあることを確認します。
LE550には直感的に操作できるユーザーインターフェイスがあり、必要に応じて簡単に調整を行えます。8文字2行ディスプレイには測定の状態が表示されます。固定クリップが確認されたエンジンブロックは、その後の製造工程をスムーズに進んでいくことができます。
LE550は頑丈な亜鉛ダイキャストのハウジングとクラス2の可視赤色レーザーがあり、対象物に対するアライメントを容易に行えます。3個のLEDは検知状態をリアルタイムで表示します。