ボトルキャップの有無と正しい色の検査
用途:ボトルを検査し、ボトルキャップの有無と正しい色を確認する
課題:ボトルキャップの色とボトルのサイズや形状が各製造工程で異なる場合がある
ソリューション:リモートタッチスクリーンとリングライト搭載のiVuシリーズ カラーセンサ
メリット
アップタイムの延長:iVuカラーセンサの設計と搭載機能により、プロセスを停止・再開することなく、迅速な検査のセットアップ、リアルタイムデータへのアクセス、現場での検査パラメータ変更を行うことができます。
製品切り替えとボトルキャップの色バリエーション
地方のあるボトリング工場では、製品の洗浄、充填、キャップ取り付け作業が一体となったシステムが使用されています。生産・出荷する炭酸飲料のバラエティが豊富であるため、製品切り替えが頻繁に行われています。製品が品質基準を満たしており、外観とブランドの整合性を維持するには、各ボトルを検査して、正しいボトルキャップが存在しており、それが適切に配置されていることを確認する必要があります。
センサの種類を組み合わせて検査工程を簡略化
iVuカラーセンサには、さまざまな種類のセンサを1つの検査で同時に使用できる機能が備わっているため、マッチングセンサとカラーエリアセンサを使用するように設定します。マッチングセンサは、各ボトルのキャップの取り付けとその状態の適正を確認するために使用します。一方、カラーエリアセンサは、ボトルキャップの色の変化を検出するために使用し、正しいキャップが使用されていることを確認します。このように構成することで、生産の投入量と出来高の監視がしやすくなり、総合設備効率 (OEE) を判断するための情報の収集が改善されます。
生産を停止せずに検査内容を変更
iVuカラーセンサの操作はタッチスクリーンまたはPCから行い、直感的なユーザーインターフェイスとメニュー操作式のツールが備わっているため、検査のセットアップ、管理、および監視をすばやく簡単に行うことができます。30件の検査を保存できるだけでなく、検査パラメータの変更を、検査実施中に生産プロセスを停止・再開することなく実施できるため、製品切り替えを簡単に行い、ダウンタイムを短縮することができます。iVuカラーセンサのハウジングはコンパクト設計で頑丈なIP67等級を満たしているため、過酷な環境やスペースに限りのある場所への設置に最適です。