シュリンクラベルの有無と適切なラベルの確認
用途: 適切なシュリンクラベルの有無と位置の確認
課題:ボトル速度、多色のラベル、湿潤環境により確認が困難
解決法: バナーP4ビジョンカメラとWLAライトで異なるラベルを識別し、湿潤環境からも守られる
メリット: バナーのP4ビジョンカメラは多種のラベルを簡単にティーチでき、保存しておけば次回すぐに利用可能。 白色光の照明により多色のラベルを識別可能。 散水から保護され、IP68およびIP69K等級に対応。
飲料品ラインのラベリング工程における最終ステップは、ラベルの有無を調べて、そのラベルの内容が正しいかを確認する作業です。 シュリンクラベルが使われる場合、充填工程の次の段階へ進む前に、ラベルの有無を確認して印刷された内容を的確に識別できる、処理能力が高く簡単な手法を提供するセンサが必要になります。
説明
P4 OMNIビジョンカメラと白色光WLAエリアライトは、ボトルがちょうどラベラーから搬出されてきて、これから印刷機へ向かう場所に設置します。 P4 OMNIは完全密閉され、ステンレス鋼ハウジングに収納されています。 このハウジングはIP68等級に対応するように作られたもので、洗浄環境でも問題なく使用できます。 このビジョンカメラにはCマウントレンズが装備されており、カメラとボトルの距離が近くても動作します。
検査プロセスをスムーズに進めるため、白色光のワークライトでさらに明るく照明します。 WLAライトをP4 OMNIセンサの近くに固定することで、ボトルに均一に光を照射して影をなくします。 これらの装置にはIP69K等級に対応した高耐久性のハウジングがあり、このような環境で最適に使用できます。 P4の近くにWLAライトを配置することで、製品の高い品質を維持するために必要となる安定した均一な検査のための環境が整います。