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  • プレス加工のシートの有無と位置を確認

    プレス加工において反射性のあるシートメタルの有無を確認するのは困難な場合があります。ターゲットに反射性があるだけで、ほとんどのセンサで確実に検出するのが難化するだけでなく、プロセスに非常に近い場所に設置されたセンサは、過酷な環境からダメージを受けかねません。Q5Xレーザー距離センサを使って、この用途をどのように解決するか説明します。

    Metal stamping automotive
    課題:反射性のあるターゲットと過酷な環境

    金属加工プレス用途では、プレス加工を行う前に、プレスに金属シートを配置して正しくインデックス化する必要があります。金属片の廃棄物やプレスダイへの損傷のリスクを軽減できるように、プレス上にシートメタルが存在し、正しく配置されていることを確認できるソリューションが必要となります。 

    金属部品には反射性があることが課題となっています。このような条件はで検出するのはほとんどのセンサでは困難です。また、プレス加工用途では、背景の色も検出される部品の色に似ていることが多く、ほとんどのセンサの確実性がさらに損なわれてしまいます。さらに、センサへの損傷のリスクを軽減するために、プレスから離れた場所にセンサを取り付ける必要もあります。

    ソリューション:高性能ミッドレンジ レーザー距離センサ

    こういった用途には、Q5Xレーザー距離センサのような距離に基づく背景抑制検出センサが最適です。部品の存在を確認できるだけでなく、プレス上の材料の先端を確認して部品を正確にインデックス化できるからです。1つのセンサで両方の条件を判定できるため、在庫やメンテナンスの要件を減らすことができます。 

    また、Q5Xは、急な角度でも光沢性のある物体確実に検出でき、背景抑制機能によって、カットオフポイントを超えた場所にあるすべてのものを無視することができます。その上、最大2メートルのレンジを備えているため、過酷な加工環境の外にセンサを安全に取り付けることができ、センサへの損傷のリスクを緩和し、交換費や管理費を節約することができます。そのため、最低限の整備要件で確実な長期的ソリューションを確保することができます。 

    Q5Xレーザー距離センサの主なメリット

    非常に困難なターゲットを検出

    Q5Xセンサは、最も困難とされる距離ベースの用途を、急な角度でも解決します。Q5Xは、遮光背景の遮光ターゲット、光沢性の金属背景の遮光ターゲット、透明体、反射体、多色包装、およびあらゆる色のターゲットを確実に検出します。  

    検出強度と多用途性を組み合わせ、より多くの課題を解決

    業界標準の長方形ハウジングと270度回転可能なM12 QDを備えたQ5Xセンサは、コンパクトで、多様な取り付け制限に柔軟に対応できます。さらに、センサには最大2メートルを角度がある場合でも安定して検出できるため、さらに柔軟に取り付けることができます。また、金属製の保護ブラケットが多数用意されているため、最も困難な産業環境に耐えることができます。 

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    Q5X Series High Power, Multi-Function Laser Sensor
    Q5X Series High Power, Multi-Function Laser Sensor

    A powerful, problem-solving sensor in a cost-effective device with industry-standard rectangular housing. With a range from 50 mm to 5 m, the Q5X provides reliable detection of the most challenging targets.

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