ラベラーでのレジマーク検出

バナーエンジニアリング製R58B Expertレジマークセンサは、ウェブ上のレジマークの位置を確認する働きをします。それに応じて機械の送り込み設定を少し調整すれば、ラベルは適切な位置で切断され、すべてのラベルが均一かつ完全に作成されます。ラベルが適切に切断されていなかった場合、そのラベルを瓶詰めラインから除去する作業によってダウンタイムと材料の無駄が生じ、相当のコストがかかります。このような場合にスループットを急激に向上するには、使いやすい高速のセンサが必要です。

高速で低コントラストに対応したR58E Expertレジマークセンサは、ラベルが高速で通過するときにラベルに記載された見分けにくいレジマークを認識します。即座にレジマークを識別することで、ラベルが正しい位置で適切なタイミングで切断されるようにします。

R58Eセンサには赤色、青色、緑色のLEDが装備されており、コントラストを最適化するために最も適した色がそのつど自動的に選択されます。  動的ティーチ、プッシュボタンによる静的ティーチ、リモートスイッチ式ティーチの設定が簡単な3つのティーチ機能を使うと、センサを頻繁に簡単に適応できます。  R58 Expertにはティーチおよび信号強度をすぐにフィードバックする8セグメントのバーグラフ表示があり、高速の 10 kHzのスイッチング周波数と15マイクロ秒の繰り返し精度によって、飲料品産業の高速処理用途で高い信頼性を実現します。 また、このセンサには頑丈な金属製ハウジングと高品質アクリルレンズが備わっており、周囲の電気的ノイズや振動に対処できる設計になっています。